前回リリースした記事に引き続き、今回も日本製ドライブレコーダーの検証ということでまとめました。(前回の日本製ドライブレコーダーの記事第一弾は、以下のリンクからご確認いただけます。
★★★日本製ドライブレコーダー ケンウッド vs ユピテル★★★
前回の検証で分かったことは、やはり日本製はおもてなしの心がドライブレコーダーにまで行き届いていること。検証していてもとても気持ちよかったです。今回はそんな日本製のメーカーであるデンソーテンとサンコーの両者のドライブレコーダーの代表的商品を比較検証しました。デンソーテンはECLIPSE DREC4000、サンコーはSMFSD3DRという名称の商品です。それぞれの特徴を捉えてメリットに注目し比較しました。ご覧ください。
Contents
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000の特徴
皆さまはデンソーテンという会社はご存知でしたでしょうか。恥ずかしながら私は存じ上げておりませんでした。どうやら大きな会社らしく、もともとは様々な合併や独立を繰り返しながらも、現在はデンソーの傘下で頑張ってらっしゃるとのこと。
さて、そんなデンソーテンがリリースしたECLIPSE DREC4000には以下のような特徴があります。
- カメラと本体が分離している
- 3年保証
- 高性能カメラ CMOSイメージセンサー搭載
それぞれ一つづつ紹介していきますね!
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000はカメラと本体が分離している
正直いくつものドライブレコーダーを検証してきた私ですが、本体とカメラが分離しているものは初めて出会いました。
見た目がこちら↓
何の意味があるの?と思われる方もみえるかもしれませんが、実は結構ニーズがあるかも知れません。こちらの本体は、実は車内のダッシュボードにでもしまっておくことができます。そしてカメラさえフロントにつけておけば良しというわけです。これができれば、カメラでフロントの視界が遮られることがありません。
大きなものですと、案外邪魔になることもあるのがドライブレコーダーの弱いところ。その点をうまく解消したのがこのECLIPSTE DREC4000なのですね!
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000は3年保証
このECLIPSTE DREC4000、さすが日本製といったところでしょうか。きちんともれなく3年保証付きです。
もちろん昨今では海外製のものでも保証してくれるところも増えてきました。でも1年間という短さのことろが多いのも事実。
その点、3年というスパンはありがたいですね!あ、ただし付属のSDカードの保証は1年となっている点には注意が必要です。
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000は高性能カメラ CMOSイメージセンサー搭載
このECLIPSE DREC4000の目玉は、もしかしたらCMOSイメージセンサーが搭載されている点なのかも知れません。
CMOSイメージセンサーとは、NHK技術研究と株式会社ブルックマンテクノロジーが共同で開発した技術。細かな説明は、こちらをご覧ください。
とにかく夜間や逆光に強いのが強みのカメラとのこと。そのイメージ画像がこちら↓
左と比較しても一目瞭然ですね!さすがは先端のカメラ技術と言ったところでしょうか。これは運転してても安心度が高まりそうです。
サンコー:SMFSD3DRの特徴
続いてサンコーのSMFSD3DRについてです。商品の説明の前に、サンコーについて少しだけ。サンコー株式会社は発足から20周年を迎えた、秋葉原を拠点とする家電メーカーとのこと。生活に寄り添った家電を開発されており、現在東証スタンダード市場に上場も果たしており、とても頑張っている様子。これからに期待ですね!
なお、こちらのドライブレコーダーもデンソーテンに負けない特徴を持っていました。以下がその特徴になります。
- 360度カメラ
- ミラー型
- 簡単取り付け
以上の3つになります。それぞれ解説していきますね!
サンコー:SMFSD3DRは360度カメラ
SMFSD3DRの本丸を一番最初に紹介してしまいます。なんと!出ました!ドライブレコーダーの死角をそぎ落とし、ついに実現されたのがこのSMFSD3DR!
SMFSD3DRのカメラは全360度を捉えきります。
360度カメラといえばTHITAなどのカメラがずいぶん前から市場に出回っていますが、そうしたカメラを応用しているのでしょうか。外観はどのようなカメラなのかというと、それがこちら↓
Googleマップを撮るための車に取り付けられたカメラを逆にして、小型にした感じとでもいうのでしょうか。いずれにしても、これでどこからなにが飛んでこようが、ばっちりと撮影してくれますね!頼もしい限りです。
サンコー:SMFSD3DRはミラー型
ミラー型のドライブレコーダーはやはり強いです。このSMFSD3DRもその人気にのっかり、ミラー型でのリリースとなった模様。
決しておしゃれな形とは個人的には思えませんが、それでも夜間、液晶の光でぼんやりと車内を映しだす感じは個人的にはオシャレにみえます。
サンコー:SMFSD3DRは簡単取り付け
もう一つ、うれしいメリットとして、特にどこかに張り付けたりする必要もなく、既存のルームミラーに引っ掛けるのみで設置できます。
ただし!リアについてはそうもいかないですね。
上画像の用左下のように、テープやねじで固定が必要です。それでも業者などに依頼することなくできるのはうれしい!
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000 VS サンコー:SMFSD3DR 両者の比較検証
両者ともに素晴らしい機能や特徴を持ち合わせていることがわかりましたが、ではどちらがより優れているのか、今一度確認してみましょう。
価格は断然SMFSD3DRのほうが安い
ECLIPSE DREC4000は39,644円、対してSMFSD3DRは21800円と、もうちょっとしたらダブルスコアという価格の違いです。
さすがに4万近く出してまでドライブレコーダーは買えない・・・という人もいるでしょうから、もしかすると多く購入されるのはSMFSD3DR側なのかもしれませんね。
画角でもSMFSD3DR
画角に関しては、比較対象にすらならないのかもしれません。SMFSD3DRは文句なし、これ以上ない360度、対してECLIPSE DREC4000は、水平110° 垂直70°と、むしろ狭いくらい。。。
画質は判断が難しい
画質については、数値上はSMFSD3DRで200万画素、対してECLIPSE DREC4000は100万画素です。しかし、CMOSセンサーによるくっきり感によって、細かな部分までみえるのはECLIPSE DREC4000なのかもしれません。
好みも分かれるところか
今回はECLIPSE DREC4000が、カメラと本体分離型で、なおかつモニターがないものになるため、リアルな視界を遮られないというメリットがあります。
対してSMFSD3DRはモニターありでミラー型という流行りに乗っかったものとなっています。よって、好みがはっきりと購買意欲に直結しそうな予感です。
デンソーテン:ECLIPSE DREC4000 VS サンコー:SMFSD3DR 比較検証まとめ
今回はデンソーテンのECLIPSE DREC4000と、サンコーのSMFSD3DR、2つのドライブレコーダーの特徴を洗い出し、両者の比較検証を行いました。
ECLIPSE DREC4000はくっきりと録画ができる機能と、モニターなどをあえてつけずにリアルな運転を妨げないような工夫がされていたのに対し、SMFSD3DRは360度カメラと、かなり対照的でしたね。
私が購入するならSMFSD3DRです。
モニターレスでくっきり感があることで20000円もの差がつくなら、迷わずその機能いらないから安くして!と言ってしまいそうで・・・
でも好みが分かれるところではあるので、ともに自身のライフスタイルに即したものを選ばれると良いでしょう。
それではまた引き続き、ドライブレコーダーの検証を行ってきます!今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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