ドライブレコーダーには2つの録画方法が存在することをご存知でしょうか。大きく分けて、「常時録画」と「イベント録画」の2種類が存在します。
昨今、ドライブレコーダーは日本製のものも外国製のものもたくさん入り混じって群雄割拠の状態です。これから購入を検討される方は迷われることも多いことでしょう。
そこで今回はそんな迷われる点の一つである、録画方法についてまとめました。双方のメリットデメリットに加え、両方の機能の代表的な機種の紹介まで幅広くまとめましたので、どうぞご覧ください。
Contents
常時録画とは:メリット・デメリット
ドライブレコーダーの常時録画とは、主に車の動作に関係なく常に録画し続けるもののことを言います。
そう聞くと、24時間常に監視し続けるものと思ってしまいますが、この点については、24時間監視のものを常時録画という場合と、車のエンジンがかかっている間は常に録画するものを常時録画という場合の2パターンがあるので注意が必要です。
ちなみにここでは24時間監視のものを常時録画として取り扱いますね!
常時録画のメリット
常時録画はとてもメリットがあります。以下にまとめました。
- 撮り逃しの心配が少ない
- あおり運転でも録画可
- 安心感
どんなシーンにおいても録画されていることで、取り逃しの心配が少ないことが最大のメリットといえます。
イベント録画はあくまで予期せぬ事態が車に起こったときにはじめてカメラが回されます。もちろん、イベントが起きてからカメラが回っても遅いので、そのぜんっご20秒ほどは録画をしてくれるという優れものでもあるわけですが、この常時録画については、そうしたイベントが起きなくても常に録画してくれているので、イベント録画にはない安心感を得ることが可能となっています。
常時録画ならコムテックのZDRシリーズがオススメ
そんな安心感が得られる常時録画のドライブレコーダーですが、もし購入するならコムテック社のZDRシリーズがオススメです。
世の中にはたくさんのドライブレコーダーが発売されていますが、このコムテックは愛知県を拠点としている日本の会社であり、レーダーやセンサーなどの監視ツールに強い会社です。
そのため、監視するという点において強みがあると判断できます。もし常時録画のドライブレコーダーを考えていらっしゃる方がみえましたら、考えてみるとよいでしょう。
常時録画のデメリット
常時録画にはいいことづくめかと思いきや、実はデメリットも潜んでいます。いくつかデメリットをピックアップしてみました。
- SDカードの容量を食う
- 電源の問題
- 目的とした部分の動画の抽出問題
常時録画を行うと、多くの時間を録画することになるので、その録画の保管場所であるSDカードの消耗がとても早くなってしまいます。
容量そのものは、どんどんと上書きされていくシステムのためさほど気にしなくて良いのかもしれません。しかし、実はSDカードには寿命があります。
一般的に高耐久のSDカードでさえ、書き換え回数の可能な回数はせいぜい3500回前後です。いつかは書き換えられなくなってしまうのです。
また、常に録画し続けるということは、同時につねに電源が必要となります。中には自前のバッテリーをドライブレコーダーの中に組み込んでいるものもありますが、車のバッテリーから電源を得ているものも多くあるのが実状です。
停止中でもバッテリーから電気を供給されているため、時にこの常時録画(駐車監視機能)がバッテリーあがりを起こしてしまうことがあります。車のバッテリーも消耗品とはいえ、交換となれば結構な出費となります。
そして録画された動画から、必要としたい部分を抽出するに際しても、手間と時間がかかるのがこの常時録画のデメリットです。この点については、取りこぼしがないように常に録画している分、仕方のないデメリットともいえるでしょう。
イベント録画とは:メリット・デメリット
続いてイベント録画についてです。イベント録画とは、一言で言ってしまえば、何か起きたときにその前後を自動的に録画するというもの。個人的には、常時録画よりも技術的には、その部分のみを自動的に録画するという点において、ハイテクなイメージを持ちますが、果たしてメリットデメリットはどうなのでしょうか。
イベント録画のメリット
イベント録画には、以下のようなメリットが代表的です。
- SDカードの寿命が延びる
- 電源の消費量が省エネ
- イベントを探し出すのに容易
ご覧の通り、メリットとしてはまさに常時録画のデメリットをメリットに転換したものと言えます。
SDカードを書き換えることをさほどしなくて済む分だけ、カードの寿命が延びます。また、何か問題が起きたときだけ稼働する分、電源の消費量も少なくよほどバッテリーを痛めつけるようなことはなさそう。
そして何よりイベント録画の場合はイベント事のみの録画となるため、常時録画のような長時間の動画データからイベント事を探し出す手間がかなり省けそうですね!
こうしてみてみると、常時録画よりもメリットがはっきりとしていてわかりやすいですね!
イベント録画ならエンプレイス NDR-RC173がオススメ
もしイベント録画目的でドライブレコーダーを購入するなら、エンプレイス リアカメラ付きドライブレコーダー NDR-RC173がオススメです。
特段、際立った特徴は個人的には感じないものの、FULL-HDで画質は良好なうえ、Gセンサー等ほしい機能は全て兼ね備えています。
それにも関わらず、価格が安い!これは買いだという印象を正直持ちました。
そして常時録画モードで普段は走っている際に、衝撃を感知すればイベント録画モードに切り替わるという優れもの!
1万円台で様々な機能を搭載したエンプレイス NDR-RC173をオススメします。
イベント録画のデメリット
イベント録画には、以下のようなデメリットが存在します。
- 取り逃す可能性(特にあおり運転)
- ただの段差による衝撃でも録画される可能性
以上の2点が主だったデメリットといえます。
最も心配されるのが、やはりイベント時に起動されるということで、本来起動してほしい段階で起動してくれずに録画しそこねるという現状。もしこの通りのことが起こった場合には、ドライブレコーダーを取り付けていた意味がなくなりますよね。絶対に避けたいところです。
もう一つが、なんともない段差を乗り越えたときでも録画されてしまうという現象。これについてはまあ我慢こそできます。撮りこぼすくらいならこちらのほうがまだマシでしょう。でもできれば精度を上げてきっちりとイベント時にのみ録画されたいですね!
ドライブレコーダーの常時録画 イベント録画 まとめ
今回はドライブレコーダーの録画方式である、常時録画とイベント録画についてまとめました。
両者は正反対の機能であると同時に、両者にそれぞれメリット・デメリットがあることをお伝えしました。また併せてオススメドライブレコーダーもご紹介させていただきました。
昨今のドライブレコーダーは、常時録画がメインではあるものの、イベントモードに切り替え可能なものが発売されています。
また、エンプレイス NDR-RC173のように、自動的に切り替わるものまで出回ってきているのが実状です。
そのため、あえてどちらかのものしかついていないものを購入するよりかは、両方の機能が備わっている、いわゆる「ハイブリッド録画方式」のものを選ばれるとよいでしょう。
引き続きドライブレコーダーについてどんどんと記事をアップしていきますね!
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