アメリカ合衆国にかつて存在した自動車会社「デロリアン」の中心車種にして唯一のモデルである「DMC-12」は1981年にデビューしました。
車高の低い角型ボディの2ドアクーペスタイルに角型4灯のヘッドライトを埋め込み、外装全体は無塗装のステンレスむき出し、ガルウィングドアを装備、2,849ccのV型6気筒エンジンを後部につむRR(後輪駆動)スタイルを採用、トランスミッションは3速ATまたは5速MTを組み合わせています。
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その後1982年にデロリアン社が倒産、わずか2年足らずで生産終了に追い込まれましたが、1985年に公開されたハリウッドSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場するタイムマシンのベースカーとなり、映画シリーズの世界的大ヒットにより再び脚光を浴びることとなりました。
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